2021年8月1日 長野県野尻湖~長野野尻湖チャプター第3戦キャリルKTFカップ優勝しました~

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標題に記載の通り、先日のチャプターで自身2回目の優勝をすることができました👑

それなりにプラクティスを行い、パターンを考えて臨んだ今大会。

決して手ごたえがあったわけではなかったですが、きちんと湖のコンディションを把握し、冷静に判断したことが今回の結果につながったのかなぁと思っています。

いつもならお立ち台で前週プラからの流れや戦略を話すのが恒例なのですが、悪天候によりお立ち台の発表時間が短縮されたため、こちらのブログに経過を記載する次第です。笑

何気なく釣りをしていても、今回のように冷静になって文章にまとめてみると、自分の考え方が正しかったのか、なぜあの考え方に至らなかったのか等、気づけることが多々あります。

備忘録も兼ねて、今戦に臨むストーリーをまとめてみますね。

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前週プラの概要

前週プラは土曜日の一日実施。

自分がこの日に把握したかったのは以下の3点でした。

①季節の進行具合に伴う魚のポジション把握

②エリアごと想定されるプレッシャー

③魚の反応が良好なリグやカラー等の絞り込み

基本的にはどんな試合でも上記3点は確認しますが、振り返ってみると、この第3戦に至っては②が意外とキーポイントだったなぁと思います。

①季節の進行具合に伴う魚のポジション把握

これは記載の通りで、どのレンジに魚が多くいるのか、どんなエリア・特性に魚が集まりやすいのかを把握することに注力しました。

大枠で言えば、魚はフラットにいるのかバンクにいるのか、バンクにいるとしたら溶岩帯がいいのか赤土がいいのか、水通しの良さや湧き水、水草、特定のベイトに依存する傾向があるのか等々。

②エリアごとに想定されるプレッシャー

個人的に今戦のメインパターンは虫になるだろうな、と想定していたため、一般の方々も含めてどのエリアのどのレンジに人が集まるのかを観察しながら釣りしていました。笑

やはり虫パターンのエリアとしてメディア等でも紹介されているム広場や船瀬、島南は相当数の人。

ただ狙っているレンジは~1.5mぐらいのシャローが多かったので、他者と差別化するにはここがキーになるなぁと。

あえてプレッシャーの高いシャローでなく、少し下のレンジで回遊している魚をメインターゲットにした方がいいのかな?と考えていました。

③魚の反応が良好なリグやカラーの絞り込み

①、②と狙うエリアが決まってきたら、あとはそこにいる魚をどう反応させるかといったところ。

恥ずかしながら、昔はこの③ありきで釣りをしていました(このルアーが釣れるとか、このワームの反応がいいらしい、黒しか効かない等)が、そもそも魚がいるところにルアーを投げなければ釣れません。笑

①、②があっての③というのは、このチャプターに参戦してから勉強した最たる事項ですね…笑

前週プラを経て得た結果

上記を意識しつつ、行った前週プラでわかったことは、

①連日の猛暑で水温も急激に上昇し、エビやワカサギを意識している魚は安定した水温を求めて、9~10mのレンジまで下がっており、個人的にはバンクのロックエリアないしは、フラットエリアの中でも岩が点在する場所の反応が良好であったこと。

(カトリック南側の溶岩の絡む岬で釣ったキーパーサイズ。最低限、このサイズでベースを作りたいなと思っていました)

②水通しの良い急深なバンクや虫エリアはやはり人気で、なかなか簡単にエントリーできなかったので、B級エリアの中で勝負できる場所を見つける必要がありそうなこと(特にチャプターは競技開始が7時半ぐらいなので、7時からボート釣りが開始となる野尻湖では後手に回ることが多いです)

③ディープの釣りは安定のライトキャロに好反応でしたが、それでも反応しないときはスモラバへの反応が良かったことと、セミへの反応も良好でブレイクラインから浮いてくる魚が多かったことに加え、ワカサギの稚魚が水面付近で群れを成しており、フィーディングに入ればボイルが起きそうな気配を感じたこと。

でした。

前週プラの時点ではバンクの虫パターンを中心に、抑えでディープのライトキャロとスモラバ、ワンチャンでワカサギボイル撃ちのプランで行く方向で決定。

なんかカッコよく書いていますが至極当然の話であって、いつも変わらないプラクティス&プランです。笑

前週プラの概要

先週のプラを踏まえて、前日は午前中のみプラクティスへ。

とりあえず朝から虫パターンを試すと好反応。

約1,200gのキッカーフィッシュを釣って、翌日のプランが確定。

特に、この魚が虫パターンの一級ポイントでなくB級ポイントで釣れたことも、個人的には一安心。

というのも、B級エリアで釣れるということは、当然にしてA級エリアでも反応が良いと想定されます。

虫パターンの釣りはスレるのも早く、釣ってしまうと翌日に釣れなくなってしまうため、A級エリアを温存する意味でもB級エリアで答えがでたのは助かりました。

となると、次にチェックするのはC級エリアでの反応。

ここでも自分が想定している以上に虫に依存している魚を確認。

魚がルアーを見に来るレンジや場所を確認し、釣らずにセーブ。

最後にディープの魚探掛けをして、前週と変わらないポジションに魚がいることを確認して、前日プラを終えました。

想像以上に長くなってきたので、試合当日はまた後日…笑

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