長らく更新が滞っておりましたが、心機一転、今シーズンは少しずつ更新を再開できればと思っております。
ということで、まずは初戦のハイライトから。
解禁以降の野尻湖
今シーズン最初の釣行は解禁翌日の4月27日。
帰省中の弟と出船。
この日はかなり暖かく、日中の気温は25度前後の夏日手前。
一方で、まだ減水から水位が回復しておらず満水からマイナス60cm程。
かなりのスピードで水位は回復しているものの、流入してくる水は山の雪解け水と考えられ、これが湖全体の水温上昇を抑えており、気温とは裏腹に例年よりも水温は低く11度台。
結果として、この満水状態でなく常に水が入ってきていることが季節の進行を遅らせており、チャプター初戦のキーポイントであったような気がします。
この日の釣果は春定番のシャッドで2本。


ただサイズは小さくキーパーパターンかな?といった感じでしたが、水温が上昇してくればサイズアップが期待できそう。
定番のボトストでは1,200g〜1,400gの比較的良いサイズに触れていました。


直前プラティクス
プラクティスは前々日の4日と前日の5日に入る予定でしたが、諸都合により前々日の4日に湖上に出たのが最終に。
この日は濃霧の中、沖のライブシューティングで一本釣ったのみ。

島西沖の水深25mの5mレンジで泳いでいた魚。
まさかこの時期にこんな沖で釣れるとはびっくりでした。笑
サイズもキロちょっとで、この時期としては小さめ。
泳いでる個体数も少なく、普通の釣り(ボトストやシャッド)で釣れるサイズよりも小ぶりであり、リスクを冒して釣りに行くのはリターンが低そう。
それでも魚とリグのタイミングが合えば比較的簡単に口を使う印象もあり、どちらかというとキーパーパターンどの位置付けかな?と感じておりました。
夜は今シーズンからサポートいただいている『おつけもの丸仁』様の社長をはじめ、サポートメンバーで食事。
チームメイトも総じて厳しいとの声が多く自分だけが釣れないわけじゃないと知って一安心…
ただなんとかパターンを見つけないと試合当日はウェインできないなとも感じており、かなり不安を抱えての初戦となりました。
試合前のプラン
釣りに出られなかった前日も、気温こそ暖かいものの水温はそこまで上がっておらず11度台を基本に、高いところで12度台とのことで、解禁当初からあまり状況は変わっていないのかな?と。
魚のいる水深も深いところでは6m、浅くて1m程度のシャローとレンジも広かったので、メインパターンのジグヘッドは3パターン用意。
①1/20ozのジグヘッド(水深2〜4m)
②3/32ozのジグヘッド(水深3〜6m)
③1/8ozのジグヘッド(沖)
そのほかには表層I字形、春の定番シャッド、超シャローのスイムベイトをサブで用意。
試合当日
朝は1番フライトだったので、プラから反応が良かった松ヶ崎に直行。
ここはジグヘッドでもシャッドでも、少し沖のミドストでも釣れる場所で、現時点で釣り方がイマイチ絞り込めていない中では、どの釣りに1番反応するか確認できることもあり選択。
結果とすると、魚探に魚はいるものの、足が速く(ヒレが速い…?笑)魚には触れず。
その後はプラで反応を得ていたエリアを中心に風や人の空き具合をみて、島南、砂間ヶ崎、青学、カトリック、寺ヶ崎、金山をランガン。
試合に出られた方なら分かると思いますが、気温も低く雨風も強く修行のような1日で、これまでプラしてきた気候とは全く逆。笑
心が折れそうになりながら釣りしていましたが、11時半ぐらいに金山で1,800gをキャッチ。
1日を通じてシャッドでは3回程バイトがありましたが、天候のせいか食いが浅く自分はキャッチできず。
結局4バイト1フィッシュで終了となりました。
試合結果
結果とすると1,830g/1本で9位。

春は4,000gオーバーが続出するイメージで、このウェイトじゃポイントも取れないだろうなと思っていたのですが、かなりのローウェイト戦であったこともあり、上位でフィニッシュできました。
事前の漠然たしたイメージでは、水温上昇に伴い13度台に入ってくればシャッドの釣りが中心になるかな?と思っておりましたが、前述の低水温の水が流入していたこともあり水温が上がりきらず、結果として(自身の持ち駒の釣りの中では)解禁直後に好反応であったジグヘッドの釣りがそのままメインとなりました。

新しいトーナメントシャツで挑んだ試合で、シングルフィニッシュできたことは素直に嬉しかったですし、自身の最大の目標である『年間お立ち台』に向けては好スタート。
残りの試合も結果を残せるように頑張ります!
参加された皆様、大変お疲れ様でした!
