2025年7月27日 2025年チャプター長野野尻湖 第3戦 ベイトブレスcup

スポンサーリンク
トーナメント
スポンサーリンク

先日行われたNBC長野野尻湖チャプター第3戦ベイトブレスcupはリミットをそろえられずに1匹のみのウェインと惨敗。

今回の試合に向けて、7月に入ってからはほぼ毎週野尻湖に通う中、相応の手応えもあっただけに悔しい結果でしたが、どこに課題があったのか自身の振り返りも含めて整理してみたいと思います。

スポンサーリンク

前週プラ


前週プラは東京から帰省していた弟と一緒にプラクティス。
これまでの感じから、シャローの虫パターン+ディープのフットボールを煮詰めるイメージで湖全域をチェック。

なんとなく掴んだ傾向は、

①虫パターンは島南(魚のストック量は圧倒的に1位)、シャッター前、青学ワンド、針ノ木、竜宮裏~寺ヶ崎等、広範囲で反応が得られたこと、

②ディープのフットボールもフラットエリアを中心にベイトにリンクしている個体は比較的容易に口を使ってくれること、

③ただし②の個体はスレるのも早いため、フレッシュな群れを狙うことやトレーラーのローテーションが重要であること、

の3点でした(当たり前っちゃ当たり前ですが笑)。

一方でシャローの魚は口を使う個体が大きくなく(800~1.100g)、見に来るけど口を使わない魚(推定1,300~1,500g)をいかにしてバイトさせるか、ディープの魚は気づいている人も多そうなので当日のエリアバッティングの可能性も懸念点として認識しておりました。

余談ですが、プラクティスを2人でやるとめちゃくちゃ効率よいですね😂
同じタイミングで同じアプローチで比較できるので、効率の良さが段違いです!
基本、バックシートに座って「のほほんっ」と釣りしているだけですが、少しは弟もプラクティスの効率化に貢献してくれました😊

前日プラ


この日は家庭の事情で短時間釣行。
先週の傾向に変化がないかを確認しましたが・・・・想像以上に悪化。

というのもシャローは減水が進み(ここが一番の想定外)、魚も減った上にプレッシャーも相応にかかって反応が悪くなっている事に加え、ディープの魚もボトムまで追い切る魚が減っておりパワーダウンしている印象。

ただシャローの魚もゼロではなく、サイトでキッカーサイズを狙えるのであれば一定の時間を割く意義がありそうだったし(魚を観察しているとタイミングが良ければ口を使いそうな雰囲気だった)、ディープの魚も時間が無く、フットボールの重さやトレーラーの具まで絞り込めなかったものの試合でアジャストできれば御の字、といったところで当初プランを敢行しよう、と思って前日プラクティスを終えました。

ただ葛藤はずっとあって、第2戦終了時点で年間ランキングは10位だったので残り3戦の結果次第ではジャンプアップも可能な中、「減水」といったシャロー攻略に致命的と思われる要素が現出したことに加え、当日は他の大会も開催されてプレッシャーも通常以上にかかる中で虫パターンを押し切るのか、魚の多いディープフラットのフットボールの釣りを朝から取組んでリミットを優先した方がいいんじゃないかとは常に考えていましたが、釣れれば大きいサイズが期待できるのもあって、試合開始から10時ぐらいまでは虫をやりきることを決断!(今思えばここが運命の分かれ道でした・・・)

試合本番


フライト順はファーストフライトが欲しい時に限ってセカンドフライト。笑

当初プラン通り、虫パターンに反応が良さそうなエリアを片っ端からランガン。

そうは言ってもマイナス要素である減水を考慮し、ディープが隣接している倒木やオーバーハングを重点的にチェック。


すると、2カ所目に入った竜宮で早々にバイト!
モーニングバイトが確認できたこと、蝉の鳴き声や風の吹き方からも今日は前日より間違いなく状況は好転していると感じていました。

ただ、各所をランガンする中で一番反応があったのが、竜宮~YM?YW?とプラから魚影が濃かった島南のストレッチで何度か入り直したのですが他の選手とのバッティングもあり、一回目以降はまともに釣りが出来ず・・・。
(島南の沖で釣りをされていたO村さん、快くインサイドに入れていただきありがとうございました!)

厳しくても虫パターンを貫いて僅かなチャンスをモノにするか、ディープ攻略に時間を割くべきか悩んだあげく、両取りできそうな寺ヶ崎~菅川のストレッチへ。笑

風が吹いたタイミングでディープ、無風で虫といった感じで中途半端なアプローチをしていると、ディープのフットボールでなんとか一匹釣れたものの後は続かずに終了となりました。

試合結果


最終的な結果は前述の通りで、参加賞の5ptのみという年間を考えると最悪な結果で修了。

途中で虫をスパッと捨ててディープ攻略に時間を割いていれば少しは違った展開になっていたかな?と思う反面、ディープもそんなに簡単じゃないよなと。

前日プラの時点で減水の開始からシャローゲームへの不穏な空気を感じた時点で、ディープの可能性をもっと追求しておくべきで、プラの情報を素直に戦略に落とし込めなかったのが間違っていました(虫へのこだわりが強すぎました。笑)

この日の結果をみても虫パターンで上位にいった方は少なく、この時期にしてはローウェイト(3kg以上が0人)。
同じスピンネーカーから出船している「虫パターンのプロ」であるF井さんの試合結果をみてもそれは明らか。

「臨機応変な対応」。これができるかどうかが試合の難しさであり面白さなんですが、今回は裏目に出てしまいました。

ただ幸いなことにポイント差は拡大したものの、まだ年間ランキングは15位に留まっているので、残り2試合で結果を残し、少しでも上位で終われるように頑張ります!

番外編


この日釣ったのはいつものフットボールなのですが、魚の反応が強かったのは「薄い色のフットボール + 濃い色のトレーラー」でした(下写真の右から2番目)。

ライブスコープがある今、これまで仮説だったものが事実かどうか確認でき、釣りの効率も比較的に上がります。

使うフットボールの重さは17.5g、14g、10gを水深や魚の反応に応じて使い分け。

魚の活性が高いときはフォールで食べることが多いので手返し重視で重めを使いますが、この日はそこまで活性高い印象は無かったので10gを使用。

前述の通り、魚が好む色の傾向はなんとなくわかったので、好みそうな波動(ギル系、クロー系、グラブ系、シャッドテール系等)や落とす場所を絞り込めれば・・。

こうやって文章に起こすと、新たなアイディアも浮かんできてすぐに釣りに行きたくなります。笑

次戦は早いものでお盆最後の土日なので約2週間後。

当然、湖のコンディションも変わりますし、お盆特有のプレッシャーもあって一筋縄にはいかないと思いますが、昨年練習してきた沖の釣りも少しずつ機能しそうな感じも。
固定概念にとらわれず、「臨機応変」に釣って、次戦こそは結果を残せるように頑張ります!

最後になりますが、冠スポンサーのベイトブレス様、チャプターに参戦されている皆様、スタッフの皆様、快適に釣りが出来る環境をサポートいただいているスピンネーカー様、熱中症対策として干し梅等、手軽に塩分補給が出来るアイテムを提供くださるおつけもの丸仁様に改めて感謝いたします。ありがとうございました。

PS…チャプタースタッフとして主に担っている検量係と結果発表のMCは、自身が釣ってこなかった時のメンタルへのダメージは想像以上であります・・・。笑

トーナメントバス釣り野尻湖
スポンサーリンク
スポンサーリンク
とっつーをフォローする
スポンサーリンク
とっつーの週末野尻湖、たまーに海釣り