自身が春のトーナメントにおいてメインに行う「ミドスト」。
ご存知の通りジグヘッド+ワームといった至ってシンプルなリグが故に、ワームの選択によって釣果が大きく変わるのも事実です。
今回は自身の経験において、絶対にボックスから外すことない超1軍かつ「春の野尻湖にこれを持っていけば間違いない!」と断言できるワームをご紹介します!
そもそもミドストとは…!?
初めて野尻湖でバス釣りする方にすれば、そもそもミドストってなに?ってところから始まると思います。
ジグヘッドの選び方やミドストの基本については下の記事に詳しく書いてあるのでご覧下さい。
ジグヘッドが決まれば、あとは釣れるワームをセットするのみ。
自身が絶対にボートデッキから外さないワームをご紹介します。
イマカツ ハドルフライ2.5in
春の野尻湖におけるミドストにおいて、8割以上はこれを投げていることが多いです。
その特徴的なテールから生み出される波動はワカサギが泳いだ時に発する水流そのもの。
テールとボディを結ぶ部分が極端に細く、テールの波動がボディ全体を細かく震わせ、存在感抜群。
個人的には旧パケの方が圧倒的に釣れると思っていて、中古だろうが新品だろうが見つけたら即買い。
おすすめカラーはナチュラルプロブルー、ワカサギ、グリーンパンプキンの3色ですね。
イマカツ:公式HP
イマカツ アンクルゴビィ2in
こちらもイマカツ社製のアンクルゴビー2in。
スモラバのトレーラーとして使っている方は多いですが、ジグヘッドで使う人はそこまで多くないんじゃないかな…?
ハドルフライと比べるとボディーに対するテールの大きさと全身にまんべんなく刻まれたリブが特徴。
こちらの方がより波動が強いので、強風等で水中が荒れた時や濁ってるとき、魚がどこにいるかわからないのでサーチ的な意味合いも含めて狙いたい時の使用頻度が多いです。
上述の通り、「魚を探す」役割を期待しているので、必然的に使用するカラーも濃いめが主流になります。
具体的にはグリーンパンプキン、グリパンブルーフレーク、ブラック等です。
ハイプラスト ロイヤルシャッド
トップ50参戦経験もあり、今もマスターズ等で活躍されている瀧本プロが主宰の「ハイプラスト」。
なかでもこのロイヤルシャッドは知る人ぞ知る、超有名ロコルアー。
恐らく野尻湖チャプターに参戦している選手でこのワームを使ったことのない人はいないと思います。笑
このワームについては自身よりも詳しい方々が多くいらっしゃるので説明はしませんが、画像下の「スジエビ」カラーが不動の№1.
いつも野尻湖解禁前は全国のショップから消えてしまうので、春の野尻湖遠征を考えている方は1パック持っていても絶対に損はありませんよー!
ハイプラスト:公式HP
ノイケ レッドビー
恐らく超無名(失礼極まりないです…笑)。
でもほんとにこのワームを使っている人は見たことないってぐらい無名なワームだと思います。
自身の中では釣れる魚のサイズが大きい印象で、キッカー狙いのときや、前述のワームで全く反応がないときに最後の手段(≒ポイント移動の最終確認)に使用することが多いです。
若干テール寄りのお腹部分入っている深いスリットが独特な波動をうみ、このワームにか出せない唯一無二のアクションを出してくれます。
人気がないせいか、釣具屋のセール品のワゴンの中に入っていることも多数…(当然にして自身は買い占めますw)
あとは塩がたっぷり入っていて比重がかなり重いため、ボトムを探るときや、魚のプレッシャーが高まっていて、遠投して狙いたい時にもおすすめです!
ノイケ:紹介ページ
ゲーリーヤマモト レッグワーム
もうミドストといったらこのワームと言っていいほどの超有名ワーム。
トップ50の選手でも愛用している方が多く、過酷なトーナメントの場で実践投入されている事実からもその実力が伺えます。
個人的には野尻湖のスモールももちろんですが、春のラージに効果抜群!
上述の記事の通り、地元の野池でもメインになるワームです。
恐らく、このワームを持ってないって人の方が少ないと思うので、わざわざ野尻湖に行くためだけにワーム買いたくないなーって人は、手持ちのボックスからこいつを探して使ってみてください。
なお元々はFeco登録されておらずトーナメントで使えなかったのですが、一昨年ぐらいからFeco登録されてトーナメントでの使用が可能となりました。
どうしても前述のワームを使ってる期間が長かったので、メインとまではいきませんが、その実力は折り紙つきなので、使い込んで自分の武器にしていきたいワームのひとつです。
ゲーリーヤマモト:公式HP
(番外編)フォロー フォロースティック
ここまでは自身が使ったことのある実績豊富なワームを紹介していましたが、以降はこれから実践投入して自分の右腕にしていきたい一軍候補の紹介です。
まず一つ目は、あの五十嵐誠プロがプロデュースした万能ワーム「フォロースティック」。
過去の五十嵐カップの景品でいただいていて、以降も購入して使っていましたが、かなり細いテールが僅かな水流も捉えて微振動を出してくれるので、シルエットが小さいながらもアピール力は高い印象。
どちらかというと表層系やI字形での使用イメージが強く、まだジグヘッドとの相性までは追及できていません…
不意に起こる表層のボイルにも対応しつつ、ミドストにも当然にして対応可能なので、複数のワームを用意することが難しい場合は、一つで複数の使い方ができるフォロースティックもおすすめです!
フォロー:公式HP
(番外編)ワンオフ スネークシャッド
こちらは野尻湖発のローカルブランド「Oneoff」のワームです。
他のワームのボディー形状が円形なのに対し、このワームは写真で見てわかる通り小さなブロックが連なっているような形状です。
これが普通のワームを見慣れてしまったスレたバスに効果的じゃないかなぁと…
まだ自信をもって語れるほど使い込んでないので、2020年シーズンに早く試してみたいワームのひとつです。
個人的には、一番頭側のリブのみにして、夏以降のキャロの具にしたらすごく釣れそう…w
Oneoff:公式HP
最後に…
今回紹介したワームはごく一部ですし、その評価は自身の私見であって、考え方は人それぞれです。
あくまで一人のローカルトーナメンターの意見として参考程度に…。
画像参照:各公式HP、JB/NBC公式HPより
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