ラッシュ60ってどんなルアー?
DUO/デュオから発売されているシャロークランク、「インキュベーター RUSH/ラッシュ60」。
元々、10年以上前から販売されていましたが、廃盤に…。
ですが、ここ最近、再販され店頭でも多く見かけるようになりました。
中古市場でもかなり安価で出ており、人気もそれほど高くないと思料されるルアーですが、個人的には永遠の超1軍。
特に、自分が普段通っている浜津ヶ池や田子池等のステイン~マッディな野池では効果抜群です。
あのレイドジャパンの代表で、おかっぱりアングラーから絶大な支持を得る金森 隆志(通称:カナモ)も自身のブログで以下のように紹介しています。
今年復活した野池クランクの決定版!ラッシュ60とドロップ75!!
発売されていたのは今から10年ほど前でしたが・・・このクランクはマジで良く釣れました!!スゴく小さいくせに良く飛び良く動き良く釣れました!!
このクランクのキモはボディサイズに対してさらに小さいフックを採用することで根掛かり(特に新芽のウィードなど)はスルスルかわすポテンシャルはスゴい!!
個人的にはラッシュ60が当時から大のお気に入りでした!!
復活ということで・・・また買えなくなるのがコワくて買い占めしました・・・w
このクランクからはいろいろと勉強させてもらったのもあって本当にお気に入りの1つ!
出典:レイドジャパン公式ブログより
あのおっかぱりのカリスマが他社製品をここまで絶賛しているんだから、いかにこのルアーが優秀かわかるはずです。
「このクランクから勉強した」と言わせるぐらいですから、現在、レイドジャパンから発売されているレーベルクランクなんかは、ラッシュ60からインスピレーションを受けたかもしれませんね。
ラッシュ60の何がそんなにすごいのか?
なぜ、これほどまで愛用するのか?自分でも漠然としていたところがあったので、備忘録も含めて、少し整理してみました。
抜群の飛距離
金森氏もブログの中で挙げていましたが、ボディサイズが小さいにも関わらず、抜群の飛距離。これまで狙えなかった遠くのスポットにも一撃です。
引き抵抗も少ないので、遠投し、早巻きで表層付近を探っていくと、効率的かつ簡単に高活性のバスを拾っていけます。
初めてのフィールドや朝イチに、湖全体のコンディションを探るにも最適だと思います。
障害物回避能力
これも金森氏のブログで紹介されていましたが、障害物回避能力もかなりのものです。氏はフックサイズを下げてこそ、その効果を実感できるというように書かれていますが、自分は普通のサイズ(10番)でもほとんど根掛かりすることはありません。
障害物回避能力が高い=障害物をタイトに攻められる=釣れるって公式が成り立つわけです。
浜津ヶ池や田子池の石や倒木が乱雑なポイントでもノーストレスで探れます。
安価に購入可能
自分のような貧乏サラリーマンアングラーにとって、購入単価が安いのは本当に助かります。
マイナーなクランクであるが故に、中古釣具店ではかなり安価(200円~売ってます。500円までなら買いです!)で販売されており、戦力補充は容易です。
豊富なカラーバリエーション
クランクに必要な、ピンク、黒、チャート、黒金等々、ほぼすべてのカラーがあるため、水質を選びません。
個人的にどのカラーでも釣れますが、やはりピンクやチャートの実績が高いかなぁ。
再販されてるカラーラインナップにピンクを見かけなかったので、中古で見つけたら間違いなく買いです!
トータルバランスの高さ
上記に記した能力を高次元で兼ねそろえており、トータルバランスの高さは他のクランクを圧倒します。
障害物を回避したあとの立ち直りや、着水後の泳ぎだしもスムーズであり、水中を泳いでいる間は常に魚を誘ってくれるのも嬉しいところ。
使用推奨タックル
竿はML~Mまでのロッドならば問題ありません。人にもよりますが、66~68ぐらいだと、より飛距離も出やすく、ラインメンディングもしやすいのでよいかも。
今、流行りのベイトフィネスロッドでも投げることは可能なので、竿を選ばない凡庸性の高さも魅力のひとつです。
早く巻いてもバランスの崩れないボディバランスの高さを最大限生かせるのはハイギアのリールでしょうか?
7:1から8:1ぐらいでも全く問題なく巻いてこれます。
音や波動、レンジ等を考えても、どちらかというと高活性のバスを拾っていくルアーであるため、広範囲を手早く探れるハイギアがおすすめです。
ラインはこれも人ぞれぞれですが、個人的にはフロロの10lb~12lbがベストかなぁと。
太いラインでもしっかり泳ぎますので、カバー回りを攻める方は14lbや16lbでもいいかも。
効果的なシチュエーション
そんなラッシュ60の使いどころはどこなのか?
個人的には、ずばり激浅のドシャロー!
普段釣りをしている浜津ヶ池なんかは特に顕著なのですが、人間が想像している以上にバスはシャローにいます。
目視できる水深50cm以内の石畳のあるシャローなんて、こいつの土壇場です。
根掛かりしづらい=障害物のあるシャローもストレスなく引ける
早く巻いても姿勢が崩れない=シャローにいる高活性な魚を選んで釣れる
早く巻いても姿勢が崩れない=シャローにいる低活性な魚もリアクションで釣れる
人のやらないシャローは爆発するチャンスです。5月のGW明けぐらいからおすすめですね!
まとめ
改めてラッシュ60の特徴をまとめてみると…
①抜群の飛距離!
②障害物回避能力
③安価に購入可能!
④豊富なカラーバリエーション!
⑤抜群の泳ぎだしや、竿やラインを選ばないトータルバランスの高さ!
かなぁと思います。
中古屋で眠っていることが多いルアーなので、是非見つけて使ってあげてください!
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